終わりは始まりとはよく言ったものだが
終わってしまったそれはどうなるんだ? 始まっているとは言えないのではないか 終わることで始まるそれは 終わってしまったそれとは違くて やはり終わってしまったそれは もう二度と始まることのないもので 過ぎてしまったのだ 今はもうここにない 故に終わりなのだ そんなわけで終わりの向こうにいる僕は まだ終わることを恐れているようだ 物事を客観的に見ることは簡単だが どんな時も主人公は僕なのだ 終わりを迎えるのも僕で 始まるのも僕なのかもしれない 始まりのその時に僕は始められているだろうか 小さな一つ一つを惜しんで 僕は終わりを無視しようと必死だ Aqua Timez / 遊びつかれて
その曲を iPhoneのスピーカーで 聴きながら 床に寝そべって いつかの夏休みを思い出す 風鈴の音と カルピスのアイス 何もしなくていい安心と 何かしたい不安 昨晩お姉ちゃんとした大喧嘩を 思い出して やり場のない ごめんなさいを 絵に描いて 思い出の中の僕も 何かを思い出していて ああ 僕は いつになっても 今を忘れたくないんだなと 今 思う 夏の休日です 話し相手がほしい
俺は 口を動かさないと 頭が働かないようだ 今日だって何も出てきやしない 誰かに話を聞いてほしい 俺の頭の中にある素晴らしいアイディアと その組み合わせから成る作品と そして辿っていく未来、その先の話を こんなこと 誰に話せばいいっていうんだ 悲しいな 毎日 |